ソフトウェアエンジニアになると自分のサービスを作りたくなることが何度もある。個人開発レベルで注意することを説明する。
Done is better than perfect
サービスを作るときはとにかく早くリリースすることが大事!開発のモチベーションが落ちたり時間が確保できなくなることはよくある。モチベーションが高く時間があるときになるべく早くリリースして、ユーザーに使ってもらう。できれば2ヶ月以内にはリリースする。
最低限必要な部分だけをリリースして人気が出そうなら開発を続ければ良い。ユーザー獲得のためにマーケティングするのは後でも良いが、本番環境で動くようにリリースすることは最短の時間で行う。
ユーザーを獲得する
サービスを作る前に絶対に使ってくれる人を一人は確保する。できれば4,5人いると良い。自分が使いたいサービスだとさらに作りやすい。自分が使わないサービスを作る場合は、周りに4,5人使ってくれる人を見つけてからサービスを開発すると良い。周りに4,5人いなければ一生懸命サービスを開発しても誰も使ってくれない可能性が高い。
自分が使うサービスならサクッと作って使いまくる。使いやすいサービスになれば自分と似たようなことをしたい人が使ってくれることが多い。自分で使ってみてやっぱり使いにくければ失敗ということで、機能を追加・変更するか新しいサービスを作ると良い。
運用コストがかからないようにする
サービスを運用するときにコストがかかってしまうと継続することが困難になる。なるべくほったらかしで運用できるようにする。収益を得て運用コストを払えるようにすれば良いが、個人開発では難しいことが多い。
運用コストとしては開発時間とサーバー代などのお金がある。VPSを使ったりクラウドサービスを使えば月に1,000円あれば十分である。5,000円くらいまでは支払っても問題ないと思うがそれ以上になると気持ちとして耐えられなくなることもある。運用時の金銭的コストは1サービス多くても5,000円を目安にすると良い。運用時の新規機能開発は当然時間がかかるが、データ入力・監視・問い合わせ対応などで時間がかかるサービスは運用することが難しい。月に10時間以内なら時間を確保できると思うが、毎月10時間かかると更新できなくなり、サービスが成り立たなくなってしまう可能性もある。運用にかかるメンテナンス時間はなるべく0を目指すと良い。
初見の気持ちを忘れない
サービスを使ってくれるユーザーはほとんどが初見の人になる。自分がよく使っていると機能追加や複雑なUIになることが多いが、初見で機能の大事な部分を使えることが大事だ。一番目立つボタンを2,3個押して機能を使えるのが良い。大事な機能を使ってもらって興味があればその先の機能を使ってくれることも多い。
終わりに
思いついたことをパッと書いてみた。何か追加があれば随時更新しよう!
モチベーションがあれば個人開発はかなり面白いので継続していきたい!
コメント